ここで、むくみチェックをしてみましょう。手足が冷えやすい、筋肉があまりついていない、脛を押すとへこむ、靴下の跡が残りやすい、アキレス腱をつまめない、これらの項目が多く当てはまる人ほど、足にむくみのある可能性があります。あなたはどうでしたか?
そもそもむくみとは、新陳代謝が低下し、リンパ腺の働きが鈍くなることで、体内の老廃物や水分がうまく循環されず、皮下組織に水分がたまってしまう状態を指します。ですから、むくみを解消するためには、この体内の老廃物や水分を循環させること=リンパ腺の流れを良くすることが必要不可欠になります。
では、どうしてむくみが生じてしまうのでしょうか?日頃からの運動不足の上に、立ち仕事や同じ姿勢でいることが多いと、全身の血行が悪くなり、重力によって身体内の不要な水分が下半身へと集中してしまうことがむくみの原因とされています。また、水分の取りすぎも原因となり得ます。しかし水分を全く取らなければ良いというのも極端な話で、大切なのは適度な水分補給で身体の新陳代謝を高めるということです。
むくみはいくつかの方法で改善することができます。
まず、食事法です。栄養バランスの取れた食事を心がけるのはもちろんのことですが、ここで気をつけなければならないのは、塩分を取り過ぎないことです。塩分の濃い食事はナトリウム摂取量が多くなります。ナトリウムは身体の中に不要な水分までもためこんでしまうため、むくみが生じます。この、不要な水分を調整するのがカリウムです。そのため、カリウムが多く含まれたバナナなどのフルーツや、海藻、キノコなどをたくさん食べましょう。
次に運動。むくみ退治には筋肉をつけることが一番です。休みの日に散歩がてらウォーキングをしたり、また少し早起きしてバス停一駅分歩く、なるべく階段を使うなど無理のない程度に、日常生活に運動を取り入れることからはじめましょう。
長時間同じ姿勢でいることを避けるためにも、立ち仕事やデスクワーク中に伸びをしたり、机の下で足首をまわしたりするのも効果があります。
これらの他にも、リンパマッサージでリンパ腺の流れを良くする、バスタイムをしっかりとって血行をよくするといった方法もあります。また最近では、むくみ防止用の靴下やストッキングといったものも市販されています。
いずれにせよ、自分に合ったむくみ対策を見つけ、長く実践していくことが大切です。むくみ知らずの健康な生活を手に入れましょう。